過疎地域神社活性化への取り組み

境内整備｜亀井神社

　 　　　　　　（補　修　前）　　　　　　⇒　　　　　　　（補　修　後）　　　　　　　　　　　　写　真　1　　　本殿屋根の補修　 　 　 　　　　　　　  （伐　採　前）　　　　 　⇒　　　   　　（伐　採　後）　　　　　　　　写　真　2　　　雑　木　伐　採　作　業 　　写　真　3　　手摺の新設　　　　　 写　真　5　車用参道の新設　 　　　　　　（修　復　前）　　　　　　⇒　　　　　　　（修　復　後）　　　　　　　　　　　写　真　4　　　手水舎の修復実施状況の詳細モデル神社に指定された当時は、いわゆる不活動神社の状況で境内建物を含めた周辺も竹に覆われてしまい荒れ果ててしまっていた。→写真4◎車用参道の整備亀井神社は小高い丘の上に鎮座しており、社殿まで車が乗り入れられなかったため、特に祭りの準備の時などに不便であった。モデル神社に指定されて、まずは神社庁より戴いた神社振興助成金（毎年200,000円）を資金の核とした。

協力団体の発足｜老津神社

実施状況の詳細還暦奉仕会発足、神社行事の助勢、記念樹奉納、煙火奉納反省点並びに改善案モデル指定神社に伴っての発足であるが、今後も神社に対する協力、活動を継続して戴けるよう依頼。

造営事業｜老津神社

反省点並びに改善案建築費用の大半は神社の預金から支弁。同種の計画を持つ神社へのアドバイス高額な経費の掛かる事業である為、長期的な計画が必要であると思う。

老津神社（おいつじんじゃ）

通　称 鎮座地愛知県豊橋市老津町字宮脇14旧社格村社兼務社数なし氏子数900世帯神職数1名宮　司中村　和彦備　考第11期神社振興対策教化モデル神社（平成17年～平成21年3月） （平成21年3月現在）。

亀井神社（かめいじんじゃ）

 通　称 鎮座地宮崎県延岡市天神小路292旧社格郷社兼務社数5社氏子数250世帯神職数1名宮　司伊藤　俊郁備　考第12期神社振興対策教化モデル神社（平成21年～平成24年3月） （平成24年3月現在）。

簡易御神札入れの作成配布｜志呂神社

（氏子外の場合は氏神様が崇敬神社になっているかもしれない）問題点配布を担当する総代さんの説明不足からか、神棚のお社よりも優先して祀る氏子さんが多数存在した。

教化モデル神社指定祭｜志呂神社

　　　実施状況氏子崇敬者に“神社本庁”の存在と“教化モデル制度”の周知を図ることと、過疎地の神社にどれだけの人数を集める事が出来るのかを目的に、女太鼓、ソーラン踊り、保育園児など6団体の演芸と、オリンピック女子マラソン出場経験の2名の選手による餅・菓子投げを実施した。古老の中には「長いこと生きてきたが、神社にこれほどの人がいたのを見たことがない」と言っていた。また、30年振りに神社の祭りを見られたという年配の女性もいた。

花木の植栽｜志呂神社

反省点並びに改善案総代会が独自に維持管理を行えるようになれば良いのだが、神社の経営に影響力を持つので微妙なバランスも必要となる。

夏祭り芸能団体招致｜志呂神社

同種の計画を持つ神社へのアドバイス過疎化のなかで例年の行事を維持する事と花火の様な一過性のイベントをどう評価するか難しい面がある。

趣味（焼き物、パッチワーク、水墨画など）の展示会｜志呂神社

また、神社施設の備品が勝手に移動されるなど戸惑った点も多い。同種の計画を持つ神社へのアドバイス各コーナーの閲覧順序（人の動線）を最初に考えて展示位置と履き物を入れるビニール袋などの準備が必要と思われる。