過疎地域神社活性化への取り組み

八社神社（はっしゃじんじゃ）

通　称 鎮座地岐阜県山県市大森590・591・592・593旧社格村社兼務社数6社氏子数96世帯神職数1名宮　司高井　茂雄備　考第11期神社振興対策教化モデル神社（平成17年～平成21年3月） （平成21年3月現在）。

青少年に対する育成事業｜熊野神社

実施状況の詳細1年目　氏子内保育園児に県神社庁教化委員会編纂の「敬神カルタ」を寄贈。2年目　県西部地区神道青年会と共催で当神社を会場に「お宮とこども」を実施。3年目　東京よりフォークシンガーを招き「奉納神社ライブ」を実施。

千田八幡宮（ちだはちまんぐう）

 通　称 鎮座地熊本県山鹿市鹿央町千田3旧社格郷社兼務社数12社氏子数183世帯神職数1名宮　司江藤　文彦備　考第12期神社振興対策教化モデル神社（平成21年～平成24年3月） （平成24年3月現在）。

青年会（仮称）の結成｜眞名井神社

　神社前の農地約400坪を神社の門前という事もあり、将来不可欠の土地と判断、神社の所有にせんと地権者と交渉に入る。経費現在までに約5万円成果若者のまだ一部ではあるが、意識の変化が見られ（我々の産土神的意識の芽生え）、地域を意識し、産土神社を身近な者として、捉えてもらえるように成りつつあると感じる。 若者の意見が神社運営に直接反映されるようになり、若者の気構えに変化が生じ、積極的になった。

6月夏越の大祓「茅の輪神事」の復興｜熊野神社

奉賛会「鈴鳴会」会員の全面的な奉仕の下、数十年間途絶えていた「茅の輪神事」を復興し、また併せて「交通安全祈願祭」を斎行し、新たな神社行事となった。同種の計画を持つ神社へのアドバイス祭典、行事の持つ神学的意味を宮司がしっかり説明しないと、イベントになってしまうので、新しい行事を始めるときには注意が必要。

兼務神社連絡協議会の開催｜熊野神社

継続事業経費会費制（弁当代、菓子代で1人1,000円）成果前項で報告したように、本務神社の指定によって兼務社も大いに刺激となり、数々の諸施策を実施した。同種の計画を持つ神社へのアドバイス只の事務連絡だけでなく、神社共有の問題点等を総代同士でディスカッションする事が大切だと思います。

境内整備｜熊野神社

実施状況の詳細当初の計画では無かったが、モデル神社指定に伴い「神社が何か変わったと思われたい」「参拝者を増やしたい」との意向から種々の境内整備を実施した。　　　　モデル神社指定の看板設置。　　　　拝殿前庭の整備、参道階段に手摺設置・境内社参道整備（バリアフリー化）　　　　国道沿い一の鳥居（大鳥居）二の鳥居の塗り替え2年目　焼納祭場整備　　　　境内遊園地の整備3年目　御神木の樹木医による審査と養生　　　　国道沿いに神社案内板設置経費約290万円成果氏子崇敬者には大変評判がよく、「お宮さんがとても良くなった」との声を多く戴き、氏子内ばかりでなく、地元ケーブルテレビや無料配布型小冊子等にも取り上げられ、参拝者も徐々に増えている。

青少年への教化活動｜亀井神社

実施状況の詳細当初予定にはなかったが、地域との密着を図り子供達にも神社に目を向けてもらうために青少年への教化活動を行った。まずは氏子区域の学校長を祭りに案内し関係を築き、この3年間に神社境内で学校の授業として以下の事項が行われた。　　　清掃奉仕作業　　　　　　1回／年　　計3回　　岡富中学校　　　地域探索　　　　　　　　1回　　　　　　　　  延岡小学校　　　地域の高齢者とのふれあい　　　　　　　　　　延岡小学校　　　神楽の練習（部活動）　　不定期　　　　　　延岡星雲高校もちろんこの機会に神社についての講話を行った。

熊野神社奉賛会「鈴鳴会」の結成｜熊野神社

　　　（鈴鳴会　設立報告祭）　　　　　　　　　　　（鈴鳴会　設立総会）実施状況の詳細当初の計画では「熊野神社崇敬会」を組織する事を目標として種々準備を進めていたが、氏子内から様々な意見が出され、結果、神社の護持運営をしていく上で教化組織は必要との認識で合致し、「熊野神社奉賛会鈴鳴会」という名称で平成20年2月23日に設立した。同種の計画を持つ神社へのアドバイス氏子内を中心に奉賛会を作る事は、氏子会との摩擦を生み出すリスクがある事から敬遠されてきたようですが、敢えて挑戦しました。難問は幾つもありましたが氏子会の従前の役割、奉賛会のその周りから神社を後援するサポーター的役割をしっかり区分すれば、大変充実した組織となり将来に亘る神社の護持運営には重要です。

祭礼の復興｜亀井神社

成果神社の知名度が一気に高まった。地域の神社、氏子意識も少しずつではあるが高まってきている。神社の諸活動が地域に理解され始めている。