過疎地域神社活性化への取り組み

子どもたちによる巫女舞の奉納｜熊野神社

継続事業経費約100万円（装束購入を含む）成果初年度より例祭に於ける舞の奉納を始めるのを節目に、祭祀の厳修を計らうとの声があり、簡略化されていた部分を本来の形に戻したり、殿内の装飾品の取替えや拝殿前の改築等多種に亘っての改革に発展し、爾来氏子の方から「神社らしくなった」、「おまつりが賑やかになってよかった」等の声を頂いた。同種の計画を持つ神社へのアドバイス子供の舞を始めると、お稽古も含めて親が神社に来る事が多くなり、親子共々神社の気に触れ、感じるものがあるようです。

参宮旅行の実施｜眞名井神社

経　　費参加者個人の負担分と神社から約5万円の補助を行う。同種の計画を持つ神社へのアドバイス 旅程に変化を持たせた、飽きのこない計画を。

国旗掲揚運動の促進｜熊野神社

実施状況の詳細指定1年目は本庁よりの教化資材「日本の祝日と国旗・国歌のハンドブック」を氏子全世帯に配布して祝日の国旗掲揚の意義を教化し、氏子総代の内より推進委員を選任し、神社境内の国旗掲揚を徹底させ、また回覧板等神社よりの発行物に国旗掲揚を促す記事を掲載した。2年目は神社にて「国旗セット」の斡旋頒布を行い、氏子内より注文をとった所、64セットの注文があり静岡県氏子青年協議会より購入し、神前にて修祓式を斎行して配布した。3年目は地区神社総代会にて頒布斡旋を行い、各神社氏子にても同様に実施された。

眞名井神社（まなゐじんじゃ）

通　称 鎮座地島根県松江市山代町84旧社格村社兼務社数なし氏子数175世帯神職数2名宮　司廣江　俊邦備　考第11期神社振興対策教化モデル神社（平成17年～平成21年3月） 　　　　　　　　　　　　（平成21年3月現在）。

社報の発刊｜熊野神社

継続事業経費約20万円（1回につき45,000円ほど）成果かなりの反響があり、「今まで神社でこんな事していた事すら知らなかった」、「神社に関心を持てた」、「次回号が楽しみ」等の声が大変多かった。同種の計画を持つ神社へのアドバイス最初から経費を掛けて印刷業者に依頼して作成する必要は全く無い。

熊野神社（くまのじんじゃ）

通　称 鎮座地静岡県浜松市高塚町4708旧社格郷社兼務社数5社氏子数1,000世帯神職数1名宮　司戸塚　昌宏備　考第11期神社振興対策教化モデル神社（平成17年～平成21年3月） （平成21年3月現在）。

世話役の形成、組織化｜亀井神社

実施状況の詳細総代を始め何らかの形で神社に関わって下さる方がまったくいない状況であったため、世話役の組織化を目指した。境内での作業を継続し祭りへの案内を繰り返すうちに、氏子の中で共に奉仕して下さる方々が現れるようになり、その方々で「亀井神社奉仕会」を形成した。更に、より多くの氏子に神社を身近に感じてもらい会員を増やすために、社務所の運用をこの会に任せて広く地域に開放した。

神輿修理｜老津神社

モデル神社事業の一環と位置付けての実現である。

境内樹木の伐採｜老津神社

実施状況の詳細専門業者2名、レッカー車2台、神社関係者及び自治会役員27名で従事経費15万円成果レッカー使用、高所作業など、危険を伴う事業であったが事故なく、多くの助勢者の協力で、すみやかに作業を終える事が出来た。

献穀事業｜老津神社

実施状況の詳細実行委員会発足、斎田地鎮祭、播種祭、お田植え祭、収穫祭、神宮献穀参拝団県内　神社4社へ献穀、記念誌作成経費130万円成果各行事ごとに案内チラシを作成、事前に周知した事により、多くの方々に理解と関心を持ってもらう事が出来た。近隣神社及び自治会、各種団体の協力を得る事が出来た。問題点支出が予想以上に多く、予算内で収める事が出来なかった点同種の計画を持つ神社へのアドバイス稲作の苦労を改めて体感した。