過疎地域神社活性化への取り組み

髙野神社

令和6年05月21日

 

通 称  
鎮座地 岡山県津山市二宮601
旧社格 県社
本務兼務の別 本務
氏子数 580世帯 1,800人
神職数

2名

宮 司 河原 仁司
選定理由 過疎地域に隣接する住宅街に鎮座し、第1期では特区、指定地域として事業を展開してきた。第1期の期間中に禰宜が宮司に就任し、総代会・地元青年会・自治会等と連携を強めてきた。今後は、地域との連携を強化すると共に岡山県と津山市の観光名所として位置付けられるように努力したい。
神社の由緒と概要

当社は岡山県津山市二宮に鎮座する延喜式内社である。今から約1500年前、安閑天皇2年(534年)に山川秀麗にして清浄な此の地を選んで社殿を営み神霊をお祀りした。
御神威は年とともにお栄えになり、早くから美作三大社の一社として、広く官民大衆の尊信するところとなった。

また朝廷におかせられても、すでに平安時代には高い神位に位置し、延喜式内社として特別の崇敬を捧げられ、武家の世となってからも源頼朝、山名時春、毛利元就、小早川隆景等の諸将が社殿の造営や祭資の献納などにつとめ、森厳優雅な社叢宇那提森の雅名と共に、広く世にたたえられるようになった。

そして美作国主になった森氏は社領を寄進し社殿を修造して祭祀を盛んにし、松平氏もまた年々祭資を共進し、現在の社殿は、寛文3年(1663年)津山藩の第2代藩主森長継公によって御造営されたもので、県の重要文化財に指定されている。

年間の祭祀祭礼・行事予定

歳旦祭(1月1日)、とんど祭(1月11日)、節分祭(1月31日)、春祭(4月5日)、風鈴奉納(7月~8月)、夏祭(7月18日)、秋祭(10月25日)、新嘗祭(11月23日)、除夜(12月31日) 

活動方針(将来の展望)

前期の施策に引続き地域との連携を中心に活動を進め、津山市内観光回遊また岡山県内観光の一つとしてより多くの方が地域に来るようにしたい。

活動計画

1年目 

新型コロナウイルス感染に対応した神賑の取組みを新たに考え、できる活動を行う。

岡山県の観光振興課とも協力して県内の観光回遊事業に関わる。

2年目

近隣神社と連携・協力して、祭礼を盛り上げてゆく。

県内観光事業を計画して地域での行事、また市内観光回遊に繋げる。

3年目

参道を外部団体、地域に貸し、賑わいのある事業を展開する。

3年目には給料、福利厚生等が整うようにする。

無形民俗文化財指定 指定なし
備 考 第2期過疎地域神社活性化推進施策【施策1】指定神社(令和3年~令和6年6月末日)
  (令和5年2月現在)

 

この神社のその他の事業