過疎地域神社活性化への取り組み

栃木県神社庁 南那須支部

令和6年05月29日

 

推進拠点

栃木県神社庁 南那須支部

推進拠点鎮座地

栃木県那須郡那珂川町小砂1239

推進拠点 支部長名・宮司名

和地 秀美
支援対象神社

戸隠神社、健武山神社、靜神社、向田神社、鷲子山上神社、二荒山神社、温泉神社、白久神社、愛宕神社、三箇神社、加茂神社、八雲神社、宮原八幡宮、熊野神社、以上14社

支援対象神社宮司

別記

選定理由

南那須支部は、栃木県の東部に位置し、一市一町(那須烏山市・那珂川町)の山間部も含む広範な地域にあって、特に山間部が中心となる那珂川町が、総務省が指定する過疎地域にあたっており、若年層の人口流出が多くみられ、若者層の就業場所が少なく、昔から農業や林業を中心とした地域である。

那珂川町は栃木県の東北東に位置し、平成17年10月1日に那須郡馬頭町と同郡小川町が合併し、那珂川町が誕生した。

拠点となる神社である示現神社が鎮座する小砂地区は、那珂川町の北部に位置し、特に山間部が中心となる地区で、平成25年10月4日に「日本で最も美しい村」連合に、栃木県内で初めて加盟した。里山ならではの美しさ、伝統の技、芸術活動、そして地域住民の熱意ある活動が評価された。

古くから地元の土で作られる焼物の小砂焼きが有名なところでもある。

拠点となる支部・神社概要

示現神社

宮司 和地 秀美

①氏子数 120世帯 200人

②神職数 1名 神職以外の職員数 0名

④兼務神社数 3社

⑤神社の氏子区域の社会環境

那珂川町は栃木県の東北東に位置し、平成17年10月1日に那須郡馬頭町と同郡小川町が合併し、那珂川町が誕生した。

示現神社が鎮座する小砂地区は、那珂川町の北部に位置し、特に山間部が中心となる地区で、平成25年10月4日に「日本で最も美しい村」連合に、栃木県内で初めて加盟した。里山ならではの美しさ、伝統の技、芸術活動、そして地域住民の熱意ある活動が評価された。

古くから地元の土で作られる焼物の小砂焼が有名なところである。

支援対象とする神社概要

・戸隠神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町大内1878

氏子数 180世帯 185人

神職数 2名

宮司 岡田 和麿(専任神職)

生年・年齢 昭和21年生まれ 74歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、春季例祭・嵐除(4月)、秋季例祭(10月)、新嘗祭(11月)

・健武山神社

旧社格 郷社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町健武2302

氏子数 220世帯

神職数 1名

宮司 今瀬 瑞比古(兼職神職)

生年・年齢 昭和35年生まれ 61歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、例祭(4月)、新嘗祭(11月)

・靜神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町馬頭2576

氏子数 500世帯

神職数 2名

宮司 西山 高彰(専任神職)

生年・年齢 昭和24年生まれ 72歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、 祈年祭(2月)、例祭(5月)、天王祭(7月)、 新嘗祭(11月)、大麻配布始祭(11月)、除夜祭(12月31日)

・向田神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町北向田199

氏子数 95世帯 450人

神職数 1名

宮司 横山 水木(専任神職)

生年・年齢 昭和15年生まれ 81歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、初午祭(2月)、天王祭(7月)、例祭(10月)、新嘗祭(11月)

・鷲子山上神社

旧社格 郷社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町矢又1948

氏子数 160世帯

神職数 4名

宮司 長倉 樹(専任神職)

生年・年齢 昭和24年生まれ 72歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、例祭・嵐除(4月)、風祭(8月)、夜祭・新嘗祭(11月)

・二荒山神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町松野1691

氏子数 100世帯

神職数 1名

宮司 岩村 益見(専任神職)

生年・年齢 昭和30年生まれ 65歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(10月)

・温泉神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町小川2486

氏子数 390世帯

神職数 1名

宮司 佐藤 有(専任神職)

生年・年齢 昭和24年生まれ 71歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、例祭(10月)、新嘗祭(11月)

・白久神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須郡那珂川町白久639

氏子数 45世帯 70人

神職数 2名

宮司 三尾谷 武重(兼職神職)

生年・年齢 昭和17年生まれ 78歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 祈年祭(2月)、天王祭(7月)、風人祭(9月)、例祭(10月)、新嘗祭(11月) 

・愛宕神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須烏山市志島1066

氏子数 250世帯 700人

神職数 1名

宮司 滝口 貴史(兼職神職)

生年・年齢 昭和49年生まれ 47歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、八幡宮例祭(4月)、例祭・新嘗祭(11月)

・三箇神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須烏山市三箇1273

氏子数 68世帯 82人

神職数 1名

宮司 吉田 正導(専任神職)

生年・年齢 昭和11年生まれ 85歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、例祭(10月)、新嘗祭(11月)

・加茂神社

旧社格 郷社

鎮座地 栃木県那須烏山市月次201-2

氏子数 50世帯 50人

神職数 2名

宮司 齋藤 継道(専任神職)

生年・年齢 昭和25年生まれ 71歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、例祭(5月)、大祓(6月)、天王祭(7月)、風祭(9月)、新嘗祭(11月)

・八雲神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須烏山市中央1丁目16-1

氏子数 280世帯

神職数 1名

宮司 黒﨑 仁寛(兼職神職)

生年・年齢 昭和43年生まれ 53歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、追難祭・祈年祭(2月)、例祭・山あげ祭・茅の輪くぐり(7月)、新嘗祭(11月)、大祓(12月)

・宮原八幡宮

旧社格 郷社

鎮座地 栃木県那須烏山市宮原578

氏子数 50世帯 110人

神職数 2名

宮司 齋藤 隆夫(兼職神職)

生年・年齢 昭和23年生まれ 73歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、例祭(9月)、新嘗祭(11月)

・熊野神社

旧社格 村社

鎮座地 栃木県那須烏山市向田2592

氏子数 150世帯

神職数 3名

宮司 樋山 洋(専任神職)

生年・年齢 大正12年生まれ 98歳

年間の祭祀祭礼・行事予定 歳旦祭(1月1日)、祈年祭(2月)、天王祭(7月)、諏訪神社例祭(8月)、例祭(10月)、新嘗祭(11月)

活動方針(支援予定の内容)

①これまでに支援した内容

支部内の神社で行われる祭典時に相互に応援をすることは、かなり以前から行われている。

②期間中の具体的な支援予定の内容

・人的支援の実施 これまで通りの祭典時の相互応援を行う。

・経済的支援の実施 支部の各宮司の本務社を対象とする「那須烏山市・那珂川町神社十五社めぐり」のスタンプラリーを実施することにより各本務社の参拝者を増やし、賽銭や神札守札授与料等の各神社の社入金が増えることにより経済的支援と考えられる。

③目的

・祭典時の相互応援行ふ。

・那須烏山市・那珂川町「神社十五社めぐり」のスタンプラリーを実施することにより各本務社の参拝者を増やし、賽銭や神札守札授与料等の各神社の社入金を増やす。

活動計画

1年目

・当支部には、従来から活動している南那須氏子総代会(馬頭地区、烏山地区、小川地区、南那須地区)があり、本務社及び兼務社の氏子の方々が参加している。当総代会の役員を拠点神社「示現神社」の例祭に招待して、神社の祭祀祭礼の意義及び神社に対する啓蒙を体験させることにより更なる活動につなげてゆく。

・祭典時の相互応援を行う。

・「神社十五社めぐり」のスタンプラリーを実施し、全15社を参拝した者に全15社制覇証を交付する。

また、この「神社十五社めぐり」の趣旨に賛同された団体等が提供してくれる物も併せて交付すると共に、希望する者を拠点神社の例祭に招待して、神社の祭祀祭礼を体験させることにより教化活動を行う。

2年目

・南那須氏子総代会の役員を拠点神社の例祭に招待して、神社の祭祀祭礼の意義及び神社に対する啓蒙を体験させることにより更なる活動につなげてゆく。

・祭典時の相互応援を行う。

・「神社十五社めぐり」のスタンプラリーを実施し、全15社を参拝した者に全15社制覇証を交付する。

また、この「神社十五社めぐり」の趣旨に賛同された団体等が提供してくれる物も併せて交付すると共に、希望する者を拠点神社「示現神社」の例祭に招待して、神社の祭祀祭礼を体験させることにより教化活動を行う。

3年目

・南那須氏子総代会の役員を拠点神社の例祭に招待して、神社の祭祀祭礼の意義及び神社に対する啓蒙を体験させることにより更なる活動につなげてゆく。

・祭典時の相互応援を行う。

・「神社十五社めぐり」のスタンプラリーを実施し、全15社を参拝した者に全十五社制覇証を交付する。

また、この「神社十五社めぐり」の趣旨に賛同された団体等が提供してくれる物も併せて交付するとともに、希望する者を拠点神社「示現神社」の例祭に招待して、神社の祭祀祭礼を体験させることにより教化活動を行う。

・最終年度となるので事業の報告書を作成する。

備 考 第2期過疎地域神社活性化推進施策【施策2】推進拠点(令和3年~令和6年6月末日)
  (令和5年2月現在)

 

この神社のその他の事業