推進拠点 |
鹿児島県神社庁 薩摩支部 |
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推進拠点鎮座地 |
薩摩川内市宮内町1935-2 |
推進拠点支部長名・宮司名 |
種子田 敬 |
支援対象神社 |
若宮神社、諏訪神社、長谷神社、一の宮神社、菅原神社、受持神社、荒人神社、盛立神社、八幡神社、蛭子神社
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支援対象神社宮司 | 砥綿 茂全、松元 重一、中木屋 豊、小橋口 勉 |
選定理由 |
急速に進む過疎化、少子高齢化により不活動状態が顕著になり、県神社庁や支部への負担金の未納並びに戸数の減少に伴う神宮大麻頒布数の減体が目立ち始めた。 よって、大規模な合併も模索しつつ、活性化を図りたい。 |
拠点となる支部・神社概要 |
薩摩支部 支部長 種子田 敬 ①支部神社数 204社 内本務神社 18社・兼務神社 186社 ②支部神職数 25人 内専任神職 9人・兼職神職 16人 ③支部の社会環境 薩摩支部は、市町村合併して、一市一町からなるが、離島である甑島も抱えており、少子高齢化と過疎化が進み、市街地と郊外の格差が年々大きくなりつつある。よって専業神職も少なく、郊外の神職は兼業神職もしくは、年金生活の高齢神職であるのが実情である。 現在、47社は宮司不在神社で、中には氏子、役員も存在しない神社がある。そうした神社を一つ一つ調査しつつ神社の存在意義とともに、地域の活性化を第一として施策を考えたい。 |
支援対象とする神社概要 |
・若宮神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原4525 氏子数 10世帯 15人 神職数 1名 宮司 砥綿 茂全(専任神職) 生年・年齢 昭和47年生まれ 48歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(12月3日) ・諏訪神社 旧社格 村社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原1867 氏子数 20世帯 25人 神職数 1名 宮司 松元 重一(専任神職) 生年・年齢 昭和23年生まれ 73歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(8月25日) ・長谷神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原5338 氏子数 0世帯 0人 神職数 1名 宮司 松元 重一(専任神職) 生年・年齢 昭和23年生まれ 73歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(12月7日) ・一の宮神社 旧社格 郷社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原5121 氏子数 30世帯 37人 神職数 1名 宮司 松元 重一(専任神職) 生年・年齢 昭和23年生まれ 73歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(7月2日) ・菅原神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2196 氏子数 10世帯 16人 神職数 1名 宮司 松元 重一(専任神職) 生年・年齢 昭和23年生まれ 73歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(3月第2日曜日) ・受持神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2812 氏子数 20世帯 23人 神職数 1名(権禰宜) 宮司 不在 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(7月18日) ・荒人神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野3935 氏子数 0世帯 0人 神職数 1名 宮司 中木屋 豊(専任神職) 生年・年齢 昭和25年生まれ 70歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(12月25日) ・盛立神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野5128 氏子数 0世帯 0人 神職数 1名 宮司 中木屋 豊(専任神職) 生年・年齢 昭和25年生まれ 70歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(11月27日) ・八幡神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2712 氏子数 40世帯 50人 神職数 1名 宮司 中木屋 豊(専任神職) 生年・年齢 昭和25年生まれ 70歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(12月15日) ・蛭子神社 旧社格 無格社 鎮座地 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原4904 氏子数 10世帯 10人 神職数 1名 宮司 小橋口 勉(専任神職) 生年・年齢 昭和25年生まれ 70歳 年間の祭祀祭礼・行事予定 例祭(12月1日) |
活動方針(支援予定の内容) |
①これまでに支援した内容 支部の協力で1社合併を実現し、それに掛かる経費の免除を行った。 ②期間中の具体的な支援予定の内容 人的支援・経済的支援。指定した神社はほとんど兼務神社であり、神社の氏子といふ意識のある人は皆無の状態である。氏子・役員もいない神社もあり、支部神職の役員就任から諸手続き経費等も支援し、今回同じ地区にある神社の合併を進めることで、地区の活性化を目論んでいる。 ③目的 可能であれば、大規模な合併を実現させ、そこに専業神職数名が奉仕し、共存共栄できる体制と後継者育成も確立できればと考える。 |
活動計画 |
1年目 各神社の実態を把握しつつ、可能であれば行政の協力も仰ぎ、1町に1社を目標として、地域の祭祀・伝統文化を復活させ、地域ぐるみ町ぐるみで活性化をも生み出すことができればと考える。 2年目 1年目に1社できれば、それをモデルとして、地域、神職の士気の昂揚を生み、活性化はさらに進むと考えられる。地域の人とのコンタクトを密にするとともに、神社合併を地域活性化のメイン事業にできるように努める。 3年目 合併できた神社の祭祀を充実させ、伝統文化の復興をさらに発展させ、地域の活性化に寄与すべく、様々な神賑行事を生み、地域の企業や地域の産物にも好影響のある企画を展開できればと考える。 |
備 考 | 第2期過疎地域神社活性化推進施策【施策2】推進拠点(令和3年~令和6年6月末日) |
(令和5年2月現在) |