通 称 | |
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鎮座地 | 石川県羽咋市深江町ト148番地 |
旧社格 | 村社 |
本務兼務の別 | 本務 |
氏子数 | 83世帯 250人 |
神職数 | 4名 |
宮 司 | 宮谷 敬哉 |
選定理由 | 能登の玄関口に位置し、近年は新しい道路ができるなどして商業施設も増えてきているが、若者の働き口も限られていることから金沢まで通勤している人も多くみられる。しかしながら金沢近隣の区画整理により、羽咋市へ帰らず金沢近隣に移住する人も増え、羽咋から離れる人も多い。反面田舎暮らし希望者もあり、近年は当地域では若干の人口増にある。また当市では、自治体と協力し獅子舞の継承へ神社や青年会と協力して伝統芸能の継承にも尽力している。 |
神社の由緒と概要 | 羽咋村よりの分村で、文明2年羽咋神社の神主羽咋公宮谷大膳高家が摂社八幡社を守護移転し、社殿も伝器も深江村に移し、近世は深江八幡神社と称す。本殿外陣両脇に当時の随身像が今に伝わる。明治に入り八幡社と称し、大正2年八幡神社に改称す。大正2年飛地境内八坂社を合祀す。令和2年、鎮座550年を迎え記念事業を行う。 |
年間の祭祀祭礼・行事予定 |
歳旦祭(1月1日)、左儀長(1月15日付近)、鎮火祭(1月20日)、豆まき行事(節分付近)、例祭(鎮座記念祭)(2月15日付近)、祈年祭(3月19日)、春季大祭(4月15日)、道反社祭(4月24日)、 順気祭(田植祭)(5月上旬)、除蝗祭(6月25日)、茅の輪くぐり(6月下旬)、夏越大祓式(6月30日)、摂社八坂社例祭(祇園祭)(七月上旬)、境内忠魂舎 戦歿者慰霊祭(8月14日)、風鎮祭(9月1日)、道反社祭(9月24日)、秋季大祭(9月最終土曜)、 神宮大麻暦頒布始奉告祭(11月上旬)、新嘗祭(11月23日)、年越大祓式(12月15日) |
活動方針(将来の展望) |
祭祀を永続的なものとするため、深江八幡神社(以降「当社」)が氏子や崇敬者が気軽に立ち寄れる場所とし、地域のコミュニティーとしての役割を大きくし、教化を日常的に行えるようにする。市内で盛んに行われてきた神輿渡御や獅子舞は過疎化により継承が難しくなっているが、祭祀や獅子舞の意義を子供たちに再認識させ、自発的な参加による発展を進めるべく活動を展開する。 当社宮司が発起人であり会長を務めている「はくい獅子舞保存活性化委員会」(以降「獅子舞委員会」)は平成27年より活動しており、羽咋市全域の獅子舞を過疎化から守り発展されるため記録・保存をし広く発信している。当社及び兼務社の氏子と獅子舞委員会を連携させ、活性化させる。 |
活動計画 |
1年目 まだ収束が見えぬコロナ禍において、神輿渡御や獅子舞が取りやめとなる動きが多い。最低限の縮小の上、安全に祭礼を継続できるよう氏子と協議し、実現させる。 当社のコミュニティー機能を強化するため、参拝者が神道の学びを深められる教材の充実や飲料の無償提供を行う。当社独自の授与品を製作し、幅広い世代に神道に興味を持たせる。 2年目 神輿渡御が休止状態となっている兼務社に働きかけ渡御を再興する。獅子舞委員会が行っている出前講座を活用し、渡御の意義や再興後の地域発展の可能性を説明する。 子供会や老人会に向けた講座を開催する。内容は神道・神職に関わりのある書道などの生涯学習となるもの。 3年目 市内の獅子舞に携わる団体を集めた行事を開催する。当社氏子をはじめ、市内全域の祭礼を活性化させる。講座の継続により、学習した内容の発表会やコンテストを行う。 |
無形民俗文化財指定 | 指定なし |
備 考 | 第2期過疎地域神社活性化推進施策【施策1】指定神社(令和3年~令和6年6月末日) |
(令和5年2月現在) |