過疎地域神社活性化への取り組み

鹿島神社稚児舞(かしまじんじゃちごまい)

富山県 富山県 下新川郡朝日町宮崎 平成30年~令和2年実施

令和6年04月24日

 

執行日時

5月3日、4日

文化財指定

朝日町指定無形民俗文化財

https://www.town.asahi.toyama.jp/soshiki/kyoiku/syougaigakusyuu/bunkazai/minzoku/1449206377600.html

祭礼行事の概要

別紙を御覧下さい。

【御参考】鹿嶋神社稚児舞ーかしまじんじゃちごまいー|富山県観光公式サイトとやま観光ナビ

https://www.info-toyama.com/events/50007

活性化の目標

祭礼行事の振興による神社の活性化及び神社の歴史と文化を再認識することによって、ふるさとづくりに結びつける。これらを実現するために地域内外の連携を図る。

3年目記入

最終年である今年は、伝承をまとめた小冊子を発行したが、忘れ去られた地域の伝承、特に稚児舞の新作童話(宮司作)を掲載し、子どもたち、そして家族に稚児舞の意義を再認識することができた。また、一般に神社の歴史や文化を周知することができた。以上の活動も、朝日町立さみさと小学校、宮崎公民館や、ひまわりの会等地域と連携して活動した。このような活動及び連携は、今後も継続したいと考えている。

3年間の活動計画

・1年目

祭礼行事の活性化と、神社の歴史と文化に関する広報活動の開始。

・2年目

祭礼行事の活性化と、神社の歴史と文化に関する広報活動の充実。

・3年目

祭礼行事の活性化と、神社の歴史と文化に関する広報活動の拡大。 

3年間の活動内容

・1年目

祭礼行事稚児舞「わかめっ子通信」を発行し、行政の協力で町内全戸及び富山県内施設に配布した。また、鹿島神社の施設パンフレット発行、公民館活動と連携し、稚児舞衣装装具を作製した。

・2年目

○春祭行事稚児舞「わかめっ子通信」拡大版を発行し、行政の協力で町内全戸及び県内施設に配布した。

○明治天皇北陸御巡幸の面影展を御即位奉祝記念として開催した。会場は、鹿島神社社務所、会期6月~7月まで明治天皇の下賜品他関連資料を展示した。解説書も発行した。

○同上事業において、ひまわりの会が抹茶を供した。

○若葉茶会を社務所にて開いた。主管は、朝日町茶道連盟であるが、協賛という形式で開いた。

・3年目

1、新型コロナウイルス感染症予防啓蒙餅配布。

餅配布は、神輿や家祈祷は中止となったが大修理した神輿の披露で社殿を参拝した氏子に予防啓蒙として配布。

2、新型コロナウイルス感染症予防啓蒙マスク配布。

感染予防標語のカードを入れて、本務社と兼務社(富山県朝日町・入善町・新潟県糸魚川市)で、新型コロナウイルス感染症退散祈願祭を実施して氏子に配布し啓蒙した。

3、朝日町立さみさと小学校4年生の総合学習「鹿島神社の歴史と文化」。

4、伝承・稚児舞広報冊子「明神のもりと海のむかし話」を作製し全氏子、関係者に配布。「明神のもりと海のむかし話」は、16頁カラー印刷500部作製。

3年間の活動終えて

1、3年間の活動全般について
①3年間の活動について満足していますか。

満足している。

委員の方の助言を戴けたこと。成果を残せたこと。

2、活動計画とその成果について
①最終的な目標は達成できましたか。

達成できた。 

②1年目に立てた活動計画に変更はありましたか。

なし。

③活動成果として増加したものはありましたか。

参拝者数・協力者数。

・その要因について

パンフレットやチラシの作製。

④祭礼行事の活性化について、3年間の活動を通して祭礼行事の斎行に変化はありましたか。

なかった。

⑤3年間の活動を通して、祭礼行事の継承・復興に向けて、今後の目途は立ちましたか。

立った。

⑥支部内や近隣神社との協力体制の構築はできましたか。

希望しない。

難問が多い。

⑦指定地域神社間の神社役員・総代・氏子崇敬者の共同組織の結成、神職以外の関係者または外部団体との連携等他団体との協力体制の構築はできましたか。

できた。

⑧その他3年間の成果があれば記載して下さい。

 

⑨3年間の反省点や改善点があれば記載して下さい。

 

3、今後の展望及び計画について
①指定期間終了後の活動について力を入れてゆきたいことはありますか。

教化活動・広報活動。

・具体的な計画

装飾彫刻(北村喜代松)の研究会組織を設立。

②指定期間終了後の体制について要望することがあれば記載して下さい。

なし。 

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