執行日時
10月第3日曜日・4月第3日曜日
文化財指定
指定なし
祭礼行事の概要
神輿が出て神幸祭を行う。
活性化の目標
兼務社他を含め呼子町内の秋祭で曳山行事を実現する。
2年目記入
山車奉納の申し出を受け、従前町内で行われていた「呼子くんち」の再興により、氏神社を中心とした地域社会の活性化。
3年目記入
呼子地区全体で行われていた「呼子くんち」再興の目標は、寄贈予定者との交渉も継続して、コロナ禍収束後の令和4年度以降を見据えて実施することを確認できた。
3年間の活動計画
・1年目
新たな曳山行事、曳山のデザイン等についての合意形成。
2年目記入
過疎地域として山車受入れと行事の再興のためには、以下の課題の調整検討が必要。①地元での受入態勢、②保管場所と維持管理、③行事の創出と他の行事との調整、④事業への若い世代の関わり、⑤経費。
・2年目
曳山の製作と各地域の子供組織を中心として動員体制の構築と実施。
2年目記入
過疎地域として山車受入れと行事の再興のためには、以下の課題の調整検討が必要。①地元での受入態勢、②保管場所と維持管理、③行事の創出と他の行事との調整、④事業への若い世代の関わり、⑤経費。
・3年目
実施をふまえた反省にもとづき、修正と継続実施のための体制づくり、資金プラン等。
3年間の活動内容
・1年目
本務神社組織での話し合い、町内の他組織との調整、曳山寄付者との打合せ。
・2年目
7月4日 呼子大綱引振興会と協議。
7月28日 町内兼務神社(小川島田島神社)総代会との協議。若衆(殿ノ浦)との協議。
9月21日 町内兼務神社(殿ノ浦田島神社)総代会との協議。本務神社総代会会議。
10月12日 町内兼務神社(愛宕神社)総代会と協議。
11月2日 山車奉納予定者との協議。保管場所等の現地見学。
11月20日 長崎市万屋町の山車製作見学。業者との打合せ。
12月16日 山車保管場所等の調査。
1月7日 呼子プロジェクトメンバーと打合せ。
2月7日 呼子プロジェクトメンバーと打合せ。
2月27日 呼子大綱引振興会と協議。
・3年目
呼子での受入れの支援に、町内神社の総代区長の他に呼子大綱引行事(国の重要無形民俗文化財)の振興会との協議を進めた。また、寄付者と山車製作の予定者が、呼子を視察し、振興会長ほかのメンバーと会い、考え方について懇談を行った。
令和2年4月・9月・10月 神社総代会と協議。(5回)
令和2年4月~11月 呼子大綱引振興会運営委員会で協議。(9回)
令和2年12月 ㈱堀木エリ子&アソシエイツを見学し打合せ。
令和2年11月 山車寄贈予定者・山車製作者が八幡神社参詣。夕方、鯨組主中尾家屋敷で「呼子まちづくり懇談会」を実施し、講演会を行った。
・寄贈予定者 進藤さわと氏「曳山奉納と魅力的なまちづくり」
・製作予定者 堀木エリ子氏「日本のものづくりと文化の継承」
講演会後、神社総代、区長、呼子大綱引振興会役員、町内有志と懇談。
11月4日 呼子町内(山車保管庫予定施設)、唐津くんち曳山展示場見学。
3年間の活動終えて
1、3年間の活動全般について
①3年間の活動について満足していますか。
満足している。
山車行事についての説明会、資料収集、視察、寄贈者等との交流などができたから。
2、活動計画とその成果について
①最終的な目標は達成できましたか。
達成できなかった。
廃絶した行事を復興する趣旨を納得してもらうのに時間がかかった。
②1年目に立てた活動計画に変更はありましたか。
なし。
③活動成果として増加したものはありましたか。
特になし
・その要因について
行事の復興の計画段階では社頭の活性化に必ずしも繋がっていない。
④祭礼行事の活性化について、3年間の活動を通して祭礼行事の斎行に変化はありましたか。
あった。
山車行事の復興を若い人は楽しみにしている。
⑤3年間の活動を通して、祭礼行事の継承・復興に向けて、今後の目途は立ちましたか。
立った。
⑥支部内や近隣神社との協力体制の構築はできましたか。
今後検討したい。
復興行事の内容がはっきり決められていないから。
⑦指定地域神社間の神社役員・総代・氏子崇敬者の共同組織の結成、神職以外の関係者または外部団体との連携等他団体との協力体制の構築はできましたか。
できた。
寄贈者の希望が、単独神社だけでなく地域全体での取組みを希望していたため。
⑧その他3年間の成果があれば記載して下さい。
地域の人々と同じ目標について話し合えたこと。
⑨3年間の反省点や改善点があれば記載して下さい。
過疎地域の人にとっては、神社の振興は放ってはおけないが、必ずしも優先課題ではないのが実情。些細な進展であっても、見守り話題にしてゆくことが、地域の人々にとっては励みになる。
3、今後の展望及び計画について
①指定期間終了後の活動について力を入れてゆきたいことはありますか。
地域との連携。
・具体的な計画
町並みの重伝建制度の選定のための活動をしている。地域活性化の一助になると考えている。
②指定期間終了後の体制について要望することがあれば記載して下さい。
神社の行事の復興だけでは過疎地域の永続的な活性化に繋がらない。
地域における神社を含めた賑わいを作るためには、地域振興の国の制度やふるさと納税(企業版)など、行政の制度を有意義に活用する必要があると考えている。そのためには、神社のありかたについても柔軟に対応する必要がある。その方法可能性などについて本庁でも研究してほしい。また国への働きかけなども必要。