執行日時
11月17日16時
文化財指定
指定なし
祭礼行事の概要
歳旦祭・祈年祭・夏越祭・例祭・新嘗祭。
活性化の目標
支部内神社巡礼システムの確立による交流人口の増加と各神社の祭祀及び地域活性化。
3年間の活動計画
・1年目
各地域協議会設立・神社巡り冊子取材。
・2年目
各地域協議会開催・地域間連携事業実施・神社巡り冊子制作。
神社巡り冊子頒布・情報発信。
・3年目
各地域協議会開催・地域間連兼事業実施・神社巡り冊子頒布・情報発信。
3年間の活動内容
・1年目
各地域協議会開催による事業内容説明・地域間連携事業(隣接地域の神社総代によるしめ縄づくり研修会実施)・神社巡り冊子基礎資料づくり及び現地取材。
・2年目
平成31年度は、久万郷神社巡りスタンプラリー帳の制作と頒布を目標に取組んだが、令和元年10月25日、久万地区菅生の三島神社において、佐藤宮司斎主のもと久万支部神職と久万郷神社総代会役員及びスタンプラリー帳の制作を担当した株式会社エスピーシーの担当者が参列し、久万郷神社巡りスタンプラリー帳完成奉告祭を斎行した。完成したスタンプラリー帳と記念品をお祓いし、参拝者の安全と事業の成功を祈願した。スタンプ帳は7000部作製し、今年度の配布目標は3500部とした。頒布場所としては、久万高原町役場ふるさと創生課と連携し、2つの町内の道の駅で頒布することとした。また、久万郵便局を中心に町内7つの郵便局にもご賛同を戴き、頒布に協力して戴いている。町外においては、(株)エスピーシーのご協力により県内の有名スウィーツ店やカフェに置いて戴き頒布して戴いている。なお、令和2年2月20日現在、久万郷神社巡りスタンプラリー帳の完了者は75名で、開始から約4ヵ月が経過し、町内参拝者を中心に大変好評を得てゐる。スタンプラリー帳の完成とともに、愛媛県神社庁のご協力を得てホームページでリンクをさせてもらい、神社巡りのページを公開した。また、WEBページと連動して愛媛県神社庁久万支部のフェイスブックとツイッターも開設し、内外に広報活動を展開している。令和元年11月28日の愛媛新聞には神社巡りスタンプラリーの紹介記事が掲載され、町内はもとより県内各地から反響が多く寄せられている。
一方、過疎地域神社活性化推進事業のテーマの一つである祭祀補助員の育成にあたっては、毎年開催している久万郷神社総代会夏期研修会をその育成の場と捉え、平成31年度においては、父野川に鎮座する御調神社で開催した。横田武敏宮司が正式参拝をご奉仕された後、御調神社の由緒沿革をお話しして戴いた。今回は、まず一人奉仕の神職を補助する役割などを簡明にするための手引書原案を作製した。そして、祭典の準備に欠かすことのできない紙垂の作製を中心に参加者全員で実際に紙垂を切る作業を行った。今後は更に祭祀に関わる研修を行うとともに、手引書の校正作業を進め、わかり易くかつ祭式に則った祭祀補助員の手引書を作製してゆく予定である。
・3年目
3年目の事業計画では「久万郷神社巡り」情報発信を重点的に推進してゆく計画で、スタンプラリー帳を一緒に企画制作した(株)エス・ピー・シーが発刊している旅マガジンに広告ページを掲載し、ミニスタンプ帳を挟み込みの付録として関西・中四国・九州圏内に20,000部販売を行った。また、スタンプラリーの完遂者は令和3年1月18日現在で125名となっており、今後ミニスタンプ帳の配布の相乗効果で完遂者の増加が期待される。
一方、過疎地域神社活性化推進事業のテーマの一つである祭祀補助員の育成にあたっては、毎年開催している久万郷神社総代会夏期研修会をその育成の場と捉え、平成31年度においては、父野川に鎮座する御調神社で開催するなど、計画通りに進捗していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、3年目の活動はイベントや集会の自粛を余儀なくされ、地域間の協力体制の構築に係るネットワーク事業なども含め中止となった。今後は新型コロナウイルス感染症の感染終息後に事業の再開が行えるように手引書の校正作業を進め、わかり易くかつ祭式に則った祭祀補助員の手引書を作製してゆく予定である。
3年間の活動終えて
1、3年間の活動全般について
①3年間の活動について満足していますか。
満足していない。
新型コロナウイルス感染症拡大のため充分な活動ができなかったため。
2、活動計画とその成果について
①最終的な目標は達成できましたか。
達成できなかった。
②1年目に立てた活動計画に変更はありましたか。
なし。
③活動成果として増加したものはありましたか。
参拝者数。
・その要因について
久万郷神社巡りスタンプラリー実施による。
④祭礼行事の活性化について、3年間の活動を通して祭礼行事の斎行に変化はありましたか。
なかった。
⑤3年間の活動を通して、祭礼行事の継承・復興に向けて、今後の目途は立ちましたか。
立った。
⑥支部内や近隣神社との協力体制の構築はできましたか。
できた。
支部内神職間の目標の共有と意識啓発ができたため。
⑦指定地域神社間の神社役員・総代・氏子崇敬者の共同組織の結成、神職以外の関係者または外部団体との連携等他団体との協力体制の構築はできましたか。
できた。
地域内神社総代間や外部団体等の目標の共有と意識啓発ができたため。
⑧その他3年間の成果があれば記載して下さい。
地域の郵便局、観光協会、役場等行政組織が協力してくれたこと。
⑨3年間の反省点や改善点があれば記載して下さい。
支部内神職間や神社総代との話し合いを増やせばよかった。
3、今後の展望及び計画について
①指定期間終了後の活動について力を入れてゆきたいことはありますか。
教化活動・広報活動・祭礼行事の活性化・地域との連携。
・具体的な計画
新型コロナウイルス感染症流行終息後、地域間連携協議や広報活動の再開。
②指定期間終了後の体制について要望することがあれば記載して下さい。