過疎地域神社活性化への取り組み

例大祭(れいたいさい)

青森県 青森県 上北郡東北町新舘字龍 平成30年~令和2年実施

令和6年04月19日

 

執行日時

9月15日(実際には15日を超えた日曜日)

文化財指定

指定なし

祭礼行事の概要

午前:社殿にて祭典

午後:境内にて 1、子供神輿の運行

        2、神楽奉納や歌・踊りのステージ

        3、地域の人の手作り出店

活性化の目標

神社と氏子の関係の緊密化を進める。

・自分達の住む土地の氏神を認知し、敬神の念を持つ。

・神社運営・祭礼において氏子達が活発に活動できる神社。

3年間の活動計画

・1年目

祭祀の厳修を第一として例祭(祈年祭・新嘗祭を含め)充実を図る。

・2年目

組織作り(氏子協力会の発足)で氏子達の氏神意識を高める。(現在進行中)

・3年目

神社を中心とした人々の交流の活性化。 

3年間の活動内容

・1年目

例祭祭典内での雅楽生楽奏と豊栄舞の奉納や神社庁職員・子供会に境内出店を願った。神社境内の県道側に各種ご祈願ののぼり旗を立てて並べた。

年末の神宮大麻・神札の授与時に神社歳事のしおりを配った。

・2年目

・祭礼神事においての奏楽を神社の神楽保存会による奉奏にするための準備。

・祭礼神事のなかで献饌・撤饌を氏子総代達で行う提案。

・氏子総代の参列用伴天を製作する準備。

・祭礼告知ポスターを製作し、各所に掲示。

・新聞折込みチラシの配布。

・年末の神棚仕度用しおりの製作と配布。

・3年目

・祈年祭(勧学祭含む)例祭、新嘗祭と年越し大祓祭は参列者と総代と協力会のみに限定し、例祭の神賑行事はすべて中止とした。(新型コロナウイルスへの対応)

・神宮大麻頒布時に教化チラシや神社のしおりを配布した。

・神社境内に末社を建立した。

当神社で管理していた山の神の社が古く朽ちていることを心配した氏子達の働きかけがあり、同じく氏子の中の宮大工の心得のある人に依頼して新しい社を造り、山の端に建っていた場所を境内に移して皆の協力の下、遷座した。

3年間の活動終えて

1、3年間の活動全般について
①3年間の活動について満足していますか。

満足している。

1年目に掲げた目標をある程度形にできた。

2、活動計画とその成果について
①最終的な目標は達成できましたか。

達成できた。

②1年目に立てた活動計画に変更はありましたか。

なし。

③活動成果として増加したものはありましたか。

協力者数。

・その要因について

神社の組織を総代会と協力会という2つの組織で支えるようにした。

④祭礼行事の活性化について、3年間の活動を通して祭礼行事の斎行に変化はありましたか。

あった。

1~2年目で祭祀の充実を図ってやってきたが、3年目はコロナ禍のため全てが止まってしまった。

⑤3年間の活動を通して、祭礼行事の継承・復興に向けて、今後の目途は立ちましたか。

立った。

⑥支部内や近隣神社との協力体制の構築はできましたか。

できない。

支部からの支援はなかった。

⑦指定地域神社間の神社役員・総代・氏子崇敬者の共同組織の結成、神職以外の関係者または外部団体との連携等他団体との協力体制の構築はできましたか。

できない。

そのような活動はしなかった。

⑧その他3年間の成果があれば記載して下さい。

 

⑨3年間の反省点や改善点があれば記載して下さい。

 

3、今後の展望及び計画について
①指定期間終了後の活動について力を入れてゆきたいことはありますか。

広報活動・祭礼行事の活性化・神社関係組織の確立・地域との連携。

・具体的な計画

今までの活動計画を継続してゆく。

町内の氏子に対する働きかけを新型コロナの収束後には強く進めてゆきたい。

②指定期間終了後の体制について要望することがあれば記載して下さい。

神社の活動についての発信の仕方、方法などいくつかのパターンを具体的に示してもらえると参考にできる。

 

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