執行日時
1 1月1日・2月3日・4月17日・8月末日曜日・11月26日
2 7月25日及び以降の土・日・月
文化財指定
指定なし
祭礼行事の概要
活性化の目標
1 指定地域にある神社が対象で中心神社だけで考えている訳ではない。各地区にある神社と氏子の結び付きがより強固となるよう意識を変化させる。
2 2年目記入
各神社毎にお神札の奉製。
CATVを活用した教化。
ポスターを活用した教化。
3年間の活動計画
・1年目
1 担当する全神社には掲示板的な表示がないのものが多い。統一した看板の設置をする。(祭神名・例祭日等)
2 2年目記入
過疎化神社の取り組みを紹介。[氏子・総代勉強会]
芳賀支部振興対策懇談会での発表、CATVを活用しての広報。
神社の果たすべき役割を教化。[氏子講演会]
八雲神社神宮大麻頒布始奉告祭で神社庁堀口参事による講話。
・2年目
1 人手不足の解消をすべく、教化委員会との連携や近隣神職のカバー、次世代に向けた教化勉強会の実施。
2 2年目記入
CATVを活用した教化。
ポスターを活用した教化。
各神社毎にお神札の奉製。
・3年目
1 神社間、総代間の連携のために定期的な会合、意見交換会などを開催する。
2
3年間の活動内容
・1年目
1 看板の設置、町TVとのタイアップ、ローカルTVを利用してのTV広報、神社の紹介。
・2年目
1 期間中の3年計画で地元TV局へ依頼しての3年で10本程度の神社を紹介する番組を制作、並びに放送の実施。最後には全てをまとめたものを作製する予定。
兼務社が多いため、秋季大祭等でも助勤神職を依頼しての奉仕。教化委員への依頼継続。
兼務神社等の参加率アップのための回覧・案内作製。教化資料作製、配布。祭典時の講話会を実施。
2 ○CATVを活用しての広報活動。
1年目に続きCATVを活用しての広報活動を進めている。
茂木町にはCATV加盟率98%のあいあいテレビがある。ウィークリー茂木という行政の番組は茂木町の様々な情報を届ける番組で行政職員がナレーターとなり制作されていて、毎日15回程度繰り返し放送されている。番組は1週間毎に更新されている。その番組中に「鎮守さまと宮守さん」というコーナーを作って戴いた。年間4社分の放映を予定している。
私の担当神社では九石菅原神社、所草青龍神社を取り上げて戴いた。両神社とも氏子数が15戸位の小規模神社である。まとまりも良く神社の護持に積極的に取り組んで戴いている。
○兼務神社のお神札やお守りの奉製
兼務神社のお守りやお神札については戸数も少なく奉製所への依頼ができていない。
地元の氏神様へのお気持ちをより篤くするため、25社分のお守りをお造りすることにした。
版の作製費用は予算で賄えるが、初回奉製費を考慮し、発注は3年目に行うことにした。
・3年目
1 コロナウイルス感染拡大で各種の祭祀等が縮小や役員のみの参加となり、状況が一変してしまった。近年の御朱印のブームもあり、地域の神社を再認識するにはよい機会であった。
看板を製作したり、のぼり旗の設置、祭具等の新調。
連合会、会合で意見交換。祭りを斎行するにあたっての勉強会については、段取りの仕方など教化はできたと思う。
後継者の育成はクリアできている。
兼務社への経路などSNSを利用するとわかりやすい。ルート案内ができる。動画の配信。
2 八雲神社の他の神社の御守を奉製。
兼務神社毎のホームーページを製作。
「神社名」「通称」「鎮座地」「祭神名及び御神徳」「例祭日」「創立」「由緒沿革」「写真」など。
3年間の活動終えて
1、3年間の活動全般について
①3年間の活動について満足していますか。
1 満足していない。
過疎地域にあって神社の活性化というテーマはハードルが高い。
2 満足していない。
2、活動計画とその成果について
①最終的な目標は達成できましたか。
1 達成できなかった。
コロナ禍による活動の自粛の影響あり。
2 達成できなかった。
2年目で御大典となったため、過疎化対策へ注力ができなかった。3年目はコロナ禍となり、特に会議、イベントが行えず、また祭典も写真撮影の環境が十分でなかった。
上記のこともあり、当初本庁からの助成金の他に神社庁からの助成金交付のお話もあったが、曖昧な状況のまま期間が過ぎて、具体的な実行計画を立てることができなかった。
②1年目に立てた活動計画に変更はありましたか。
1 なし。
2 あった。
2年目で御大典となったため、過疎化対策へ注力ができなかった。3年目はコロナ禍となり、特に会議、イベントが行えず、また祭典も写真撮影の環境が十分でなかった。
上記のこともあり、当初本庁からの助成金の他に神社庁からの助成金交付のお話もあったが、曖昧な状況のまま期間が過ぎて、具体的な実行計画を立てることができなかった。
③活動成果として増加したものはありましたか。
1 参拝者数・協力者数。
・その要因について
微力ながら、地域の神社は共同体で運営を教化できたと思う。
2 特になし。
④祭礼行事の活性化について、3年間の活動を通して祭礼行事の斎行に変化はありましたか。
1 あった。
事前の確認や準備がスムーズになった。
2 コロナ禍で変化があったため、過疎化対策事業の成 果としての評価はできない。
⑤3年間の活動を通して、祭礼行事の継承・復興に向けて、今後の目途は立ちましたか。
1 わからない。
過疎化、人口の減少、高齢化に歯止めがかからない。
2 わからない。
各神社とも年に一度の祭礼、宗教法人としての書類提出などは行っている。神職として行えることは今後も行ってゆけるよう、日々の神務奉仕に務めている。氏子数の減数が懸念され、この問題については具体的な対応ができないので先行きはわからない。ただ、少ない氏子数であっても神社が維持できるように柔軟に対応を準備してゆきたいと思う。
⑥支部内や近隣神社との協力体制の構築はできましたか。
1 できた。
祭典が重複した際などの助勤者の確保。
2 希望しない。
近隣の神社、神職に必要に応じてお手伝い戴いている。
⑦指定地域神社間の神社役員・総代・氏子崇敬者の共同組織の結成、神職以外の関係者または外部団体との連携等他団体との協力体制の構築はできましたか。
1 できた。
年に一度は会合を開催している。
2 できない。
改めて取組みを行わなかった。しかしながら、芳賀支部で行った御大典期間中の国旗国歌啓発事業を担当させて戴き、悠紀地方としての啓蒙活動は大変有意義だった。また、コロナ禍での祭典維持を総代各位と話し合えたことも今後の祭典維持に向けた取り組みになった。
⑧その他3年間の成果があれば記載して下さい。
1 情報の共有、交換会、平均的な経費、人手の確保、動員など。
2 今後の神社、祭典の意義を教化したいと思い、地元CATVの活用やホームページを活用しての教化に取り組んだ。また、地域の神社を子供達にも意識付けしたいと考えて御守りの奉製に取り組んだ。今後、地元の鎮守さまを皆が認識し尊崇の念を抱ける下地になったと考えている。
⑨3年間の反省点や改善点があれば記載して下さい。
1 兼務社数が多いため、十分なフォローが足りていないと思う。
2 前述の通り、御大典・悠紀国事業、コロナ禍などがあり、過疎化対策事業に十分な注力ができなかった。
3、今後の展望及び計画について
①指定期間終了後の活動について力を入れてゆきたいことはありますか。
1
2 地域との連携。
これまでも取り組んできたが、地域の中核の神社として本務神社の活用をより活性化させて、兼務神社の氏子にあっても、自分の地域の神社として考えて戴けるようにしてゆきたい。本務神社の護持運営が確立することで、過疎地の兼務神社の護持運営にも貢献できるものと考えている。
②指定期間終了後の体制について要望することがあれば記載して下さい。