執行日時
4月第2土曜日
文化財指定
指定なし
祭礼行事の概要
神官を先頭に笛、太鼓、鉾、榊、万灯、子供神輿と続き、その後白丁に身を固めた四天王に担がれた神社神輿が渡御する。
活性化の目標
当支部は、都内郊外でありながら、大部分が山間地という地域性をもち、氏子崇敬者の減少に歯止めがかからない地域も存在する現状に鑑み、祭礼行事が氏子・崇敬者はもとより地域内外の多くの住人に認知され、特に若い世代への興味、参加を促すことを目指す。
3年目変更あり
コロナ禍のため、予定通りにいかなかったが、人と人との絆はとれたと思う。
3年間の活動計画
・1年目
支部内に推進担当委員会(以下担当という)を置く。人選及び員数については支部理事会において決める。
担当は、各神社で何時、どのような祭礼行事がなされているか、各本務神社宮司及び神職からアンケート等により実態及び実状調査を行い、対象地域、あるいは対象神社の祭礼行事等を絞り込む。
・2年目
担当は、対象地域、あるいは対象神社の宮司及び神職また総代等との話し合いにより、具体的な施策の検討、準備を行い実行に移る。
・3年目
担当は、施策の検証を行いながら、目標に掲げた祭礼行事の地域内外の住人への認知を図り、若い世代への興味、参加を促すために、行政・教育機関・関連団体等に働きかけを行い、施策に対する理解を求め、連携を図る。
3年間の活動内容
・1年目
平成30年1月27日 正副支部長にて「過疎地域神社活性化推進施策実施要項」を確認する。
平成30年3月2日 支部理事会にて「3ヵ年継続過疎地域神社活性化推進計画書」について説明を行い、推進担当委員を選任する。
平成30年4月30日 支部常会にて「3ヵ年継続過疎地域神社活性化推進計画書」の承認を得る。
平成30年5月10日 神社庁に「3ヵ年継続過疎地域神社活性化推進計画書」を提出する。
平成30年6月6日 推進担当委員会にて協議の上、祭礼行事調査票(アンケート)を作成する。
平成30年6月25日 西多摩神社総代会総会にて「3ヵ年継続過疎地域神社活性化推進計画書」を配布し説明を行う。
平成30年6月25日 総代会事務局に総代会大会(本年10月開催)の配布資料に計画書記載を依頼する。
平成30年8月18日 支部常会にて祭礼行事調査票を配布する。
平成30年10月6日 推進担当委員会にて指定地区選定について協議する。
平成30年10月12日 西多摩神社総代会大会に過疎地域神社活性化推進計画を参加者に説明する。井上信二衆議院議員、田村利光都議会議員、清水やすこ都議会議員に今後の施策に対する指導協力を要望する。
平成30年10月18日 担当推進委員会にて檜原村を指定地区とすることを決定する。
平成30年11月3日 支部常会にて檜原村を指定地区とすることを公表し了承を得る。8月に配布した祭礼行事調査票の回収を完了する。
平成30円12月3日 指定地区檜原村の宮司及び総代との聞き取り調査会議を檜原村「橋本旅館」において開催する。
平成30年12月8日 推進担当委員会にて檜原地区の祭礼行事を視察することを決める。檜原村観光協会等発行のパンフレットや西多摩新聞の関連記事を収集し、祭礼行事に関する情報を得る。
平成31年2月20日 大嶽神社吉野高明宮司より各神社の例祭及び祭礼行事の予定を聞き、視察の実施等について打合せを行う。(於:檜原村役場)
平成31年2月20日 推進担当委員会にて今後の活動について打合せを行う。
平成31年2月28日 檜原村役場にて、石田地域代表、吉野高明宮司、吉野直樹宮司、峯岸正則宮司、中村昭則宮司出席の下、祭礼行事等の現状報告及び今後の活動について打合せを行う。
平成31年3月1日 吉野朱美委員と地域コミュニティ団体活動状況調査について打合せを行う。
平成31年3月24日 神社庁より「東神」の表紙に西多摩地区の神社の掲載依頼があり推進指定地区檜原村の大嶽神社を選定し、吉野高明宮司に依頼する。(4月5日に神社の由緒、写真を預かる)
・2年目
総代、保存会、自治会等と話合いを実施し、施策等検討を行い実行したい。
・3年目
1年目、2年目でできなかったことを顧み、取組みに対する意欲の火はまだ消えていないので、新たな取組みを応援してゆきたい。
令和3年秋に、子供達を中心とする新しい施設ができる。これは、新しい移住者が、過疎の現状に負けずにいるということで、今後も共に協力してゆくつもりである。
3年間の活動終えて
1、3年間の活動全般について
①3年間の活動について満足していますか。
満足していない。
コロナ禍のため、十分な活動ができなかった。
2、活動計画とその成果について
①最終的な目標は達成できましたか。
達成できなかった。
コロナ禍のため、計画通りに実施ができない。
②1年目に立てた活動計画に変更はありましたか。
なし。
③活動成果として増加したものはありましたか。
参拝者数・協力者数。
・その要因について
過疎活性化の活動が少しづつ氏子の方々に広がり、いろいろな方と会う機会が増えた。
④祭礼行事の活性化について、3年間の活動を通して祭礼行事の斎行に変化はありましたか。
あった。
コロナ禍のため、多くの人を集める活動ができなかった。
⑤3年間の活動を通して、祭礼行事の継承・復興に向けて、今後の目途は立ちましたか。
立った。
⑥支部内や近隣神社との協力体制の構築はできましたか。
できた。
コロナ禍のため、現地調査の機会が増えた。
⑦指定地域神社間の神社役員・総代・氏子崇敬者の共同組織の結成、神職以外の関係者または外部団体との連携等他団体との協力体制の構築はできましたか。
今後検討したい。
コロナ禍のため、今後の見通しがつかない。
⑧その他3年間の成果があれば記載して下さい。
各神社・神職のつながりが以前より増えた。
⑨3年間の反省点や改善点があれば記載して下さい。
コロナ禍のため、現状では地域活動は不可能に近いが、動き出した芽を大切にしてゆきたい。
3、今後の展望及び計画について
①指定期間終了後の活動について力を入れてゆきたいことはありますか。
教化活動・広報活動・地域との連携・周辺神職との協力。
②指定期間終了後の体制について要望することがあれば記載して下さい。
都内の神社とは違い、神宮大麻の9割以上を年内に頒布している。コロナ禍で里帰りが少なく、今後の不安が多い。過疎地域としては尚更心配である。