氏子青年会員の神宮大麻頒布従事者としての育成

愛媛県 湊三嶋大明神社 平成21年~24年実施

令和2年03月14日

実施状況の詳細

氏子青年会、地域の青年団神輿のメンバーより、地域の後継者を選抜し、また秋季例大祭に熱狂的な青年より選抜し、団体を形成15名で組織する。青年会への加入はこの会員全員の賛成が必要である。『湊会』氏子青年会の活動として「神社大注連縄の製法の継承・神宮大麻頒布活動に積極的に参加する」この2点に絞り活動をスタートした。大注連縄の作成には青年会を参加させ主たる会員に継承させることにした。4年間継続しているので数名は指導できるまで上達してきている。ここ数年松山支部総代研修会「注連縄作成」に於いてアシスタントとして参加し、支部内外の総代さんに注目をあつめた。近隣の神社の大注連縄作成にも指導に協力している。神宮大麻頒布活動におきては、年末の奉仕活動の一つとして会員に認識定着したと思われる。同世代の青年家庭への男性としてのつながりによる頒布活動。年末そろいの袢纏を着用して頒布奉仕をしている。宮司は毎年大麻頒布始祭に青年会へ30体を預ける、この3年間の実積は1年目16体、2年目17体、3年目18体の増体である。総代会と連携しての秋季例大祭の運営はこの3年間で充分定着した。23年秋季例大祭は青年会中心で宮出し、神輿渡幸、宮入りの祭事を斎行した。

経費

90,000円(3年間の慰労会費)

成果

氏子青年会、神社の世話人的な活動を行っている。大注連縄作成、年末大掃除、神宮大麻頒布活動、秋季例大祭の運営。次期、神社総代の育成と位置づけている。青年家庭への頒布活動を行っている。前期は「1千万家庭神宮大麻奉斎運動」モデル支部であったゆえ簡易神棚を戴いた、この神棚を提供し、神棚の無い青年家庭への頒布を遂行し、この神棚が大きな力となった。この3年間は宮司が作成した神棚を提供し神棚のない家庭への頒布を遂行している。爆発的な数字の伸びはないが地道な頒布増体へとつながっている。また、神社で作成した神宮大麻頒布問答集をもたせての頒布が大きなささえになったと判断する。その後、宮司が教化委員の任にあるゆえ県教化委員会に提案し教化担当県理事を中心に教化委員による神宮大麻頒布問答集を作成、県下神社に配布利用された。次期の神社総代を育成する観点から見ると、秋季例大祭の中心的役割をこなし年々意識は高まっていると判断する。今後の戦力に期待したい。

問題点、反省点並びに改善案

氏子青年会の育成、強烈なリーダーが存在すれば事無く成長するのであろうが、リーダー的役割を宮司がいつまでこなすか、柱の育成が大変難しいと思われる。また愛媛県には県単位の氏子青年会が存在しないため、非常に視野が狭く意識の高揚が図りにくい。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

まず、少人数でもいいから立ち上げること。最初から青年会という組織を完全に作るのか、それとも神社の世話人的な感覚でとらえて組織にしていくのか難しいところである。神社に出入りすることに、楽しみを見出したり、人として何か得るものを感じたり等、その個人にプラスを感じさせるのが宮司の務めになると思われる。一見、やんちゃそうな青年が思わぬ反応をしめすことがある。伊勢の神宮を参拝した時等はこのような青年ほど何かを感じて帰って来ている。宗教心、神、奉仕の心等神職が話すのもよいが、御参宮に尽きると感じる次第である。

この神社のその他の事業