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神社本庁

青年会(仮称)の結成

島根県 眞名井神社 平成17~21年実施

令和2年03月13日

実施状況

初年度

  • 総代の助言を得て、各地区より候補者に成り得る者を選び、7名でスタートした。
  • 概ね2ヶ月に一度の割で寄り合いを持つ。

2年目
 2年度は5地区ある氏子区に在って、2地区はメンバーが固まりつつあり、趣に賛同し人員が増えつつあるも、残り3地区にありては地域性の違いからか、意識の違いや意思の齟齬が出てきた。
 そうした中にあっても、予ねてより市当局に請願中の「参道松原道の復元」計画の実施が具体化してきた。そうした中にあって用地買収に当たって、地権者と市土木課との用地買収が難航状態であるとの情報を得、当会として側面から用地買収に協力する事になる。〈参道松原道復元ついては後記する〉

3年目
 活動が意欲的な1地区においては、町内で和太鼓を9個購入(費用約100万円)し地域の若者の為と、地域の活性化のため地区の町名起源となる「あだびこ連」と称し、公開に向け練習を始める。
 神社前の農地約400坪を神社の門前という事もあり、将来不可欠の土地と判断、神社の所有にせんと地権者と交渉に入る。(役員、総代了承済み)
 社有林の孟宗竹排除について、NPO法人、県、市、森林組合を利用し、孟宗竹除去の実施に向け関係各機関と協議する。

経費

現在までに約5万円

成果

若者のまだ一部ではあるが、意識の変化が見られ(我々の産土神的意識の芽生え)、
地域を意識し、産土神社を身近な者として、捉えてもらえるように成りつつあると感じる。

  • 情報、知識が宮司の耳により多く入るようになった。
  • 若者の意見が神社運営に直接反映されるようになり、若者の気構えに変化が生じ、積極的になった。

問題点・反省点並びに改善案等

  • 地区によって意識の温度差の解消。
  • アイデアや発意のみではなく、行動や活動に展開出来る様に。
  • 安易な事ばかりではなく、苦労や困難を体験することによって、互ひの絆や底辺の拡大を。
  • 役員・総代との相互関係の維持。
  • テーマのない集まりの中から、如何に皆の思いを引き出すか。
    一人の思いが強すぎれば、他は退いてしまう事があるので。
  • 地域といかに結びつき、地域ぐるみでいかに広げるか。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

  • 所々の地域性をよく把握し、個々の性格、資質の見極めが必要。
  • 個の突出を許せば当初のうちはスムーズにわりと容易にことは進むが、段々周りが意志の齟齬を起こし、離別する可能性があるので注意が必要。
  • 特に宮司に企て、意図ある場合は、笑顔で話すぐらいの陽気さが必要である。

この神社のその他の事業

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