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神社本庁

例祭研究会

新潟県 安田八幡宮 平成21年~24年実施

令和2年03月12日

     (例祭研究会)

実施状況の詳細

安田八幡宮の例祭の歴史を発掘し、記録して行くことを目的とした研究機関の設立を目指した。なお、検討の結果、この度の指定期間において例祭の模様とざっとした神社の由緒などを一本にまとめた、安田八幡宮の自己紹介ともいうべきDVDビデオ「安田八幡宮 ―十五夜祭と四役者たち―」を作成することとした。研究会は正会員28名で発足した。正会員としてはほぼ予定通りの発足を見ることが出来た。今後さらに若干名の拡大を図る予定である。
【実施実績】
例祭研究会発足準備会       平成21年7月25日。(参会者12名。)
例祭研究会発足準備会(2回目) 平成21年8月28日。(参会者26名。)
例祭研究会発会式       平成21年10月2日。(参会者30名。)
DVD「安田八幡宮 ―十五夜祭と四役者たち―」編集会議 平成21年10月29日。
同上 第2回編集会議 平成21年11月5日。
同上 第3回編集会議 平成22年4月12日。
例祭研究会(1回目) 平成22年7月30日。(参会者16名。)
例祭研究会(2回目) 平成22年9月3日。  (参会者22名。) 
例祭研究会(3回目) 平成22年9月26日。(参会者30名。)
DVD「安田八幡宮 ―十五夜祭と四役者たち―」 第4回編集会議 平成22年11月12日。
同上 第5回編集会議 平成23年2月14日。
同上 第6回編集会議 平成23年2月22日。
同上 第7回編集会議 平成23年3月14日。
同上 第8回編集会議 平成23年4月19日。
同上 第9回編集会議 平成23年4月21日。
同上 第10回編集会議 平成23年4月26日。
例祭研究会(4回目) 平成23年7月29日。(参会者16名。)
例祭研究会(5回目) 平成23年9月2日。  (参会者22名。)
例祭研究会(6回目) 平成23年9月25日。(参会者29名。)
DVD「安田八幡宮 ―十五夜祭と四役者たち―」の関係者への配布と上映会の開催。
配布先  新潟県神社庁、同北蒲原支部。安田中学校。安田図書館。
例祭に奉賛してくれている関係企業、個人、その他関係者。例祭奉仕者。
上映会  平成23年6月から開始し、平成24年1月までの間に延べ14回開催。
上映会場 当神社社務所。兼務神社。各地の地域集会所・公会堂など。

経費

941,334円。
〈内訳〉会議、研究等に要した諸経費  238,420円。
DVD映像の作成、配布、上映等に要した諸経費  702,914円。

成果

例祭史の記録保存に関する資料整備が進んだ。
1.DVD映像記録「安田八幡宮 ― 十五夜祭と四役者たち ―」の作成。(完了)
2.記録集「安田八幡宮例祭史」の編集作業の進行。(継続中)
3.これらの作業を進める中で、例祭の意義や参加意識の再確認が行われるとともに、後継者世代の同様な意識が涵養された。
4.DVD映像「安田八幡宮 ―十五夜祭と四役者たち―」の上映会を開催することによって、神社と祭の関係や、村の歴史などに対する関心を呼び起こすことができた。これは今後の神社運営や教化活動にとって極めて有意義なことであったと思われる。
なお、「安田八幡宮例祭史」の編集事業は、この度(第12期)の期間内に終了させる目的で発案したものではなく、この先進行する過疎化と少子高齢化のなかで、鎮守の社と祭ははたして維持していけるのか、という危機意識から発案したものである。よって今回の3年間の成果としては研究会を立ち上げ、その研究活動を継続していく土台作りができたところにある。ゆえに研究活動としての資料収集その他の活動は今後も継続していくものであり、この事業に終結点はないものと自覚している。
その意味では今回発足させた「例祭研究会」は低迷していた神社関係者の意識を高め、涵養していく上で極めて良好な成果が得られた。これは今回の指定を受けたことを契機にすることができたためであり、今期指定を受けた大きな成果といえる。

問題点、反省点並びに改善案

現在までのところ特にないが、前述のとおり、この事業は今のところスムーズに進んでいる。ただし、内容としては資料の収集に素人であるため参加者の意識を低下させないよう、参加意欲の積極に継続性を持たせる必要が感じられる。今後とも最大の目的である長期的継続に対する配慮と計画性を持ち、組織の安定的確立に努めなければならない。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

問題意識を共有できる関係者の発掘が最大の鍵である。

この神社のその他の事業

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