「子供会による舞の奉納」

島根県 宇受賀命神社 平成21~24年実施

令和2年03月12日

      (舞の奉納)

実施状況の詳細

  • 地区子供会の行事打上会での保護者との雑談を機として、総代会、子供会と連携して始めた。
  • 指定を受けた平成21年の例祭より、小学5・6年生の女子を舞姫(2年ごとにじメンバー交代)として浦安の舞の奉納を実施している。
  • 禰宜(宮司の妻)が指導をしている。
  • 7月の例祭にあわせて、練習は6月半ばより10回程度行っている。
  • 練習の際にかかる茶菓子代は地区会計より支出してもらっている。
  • 巫女舞奉納のポスターを舞姫に作らせ、自分たちで担任と校長に説明させて、学校に掲示した。
  • 1、2年目は町内の隠岐神社より舞姫の装束を借りていたが、総代より神社の奉納行事として定着させたいとのありがたい意見もあり、平成23年に斎行した神社の大祭り(神輿渡御のある年)に併せて、地区会計と振興対策費で折半して、4組の装束を購入した。
  • 施設に入所するなど、お祭りに参列できない人のために、福祉施設で氏神遙拝行事を行い、その後に舞の披露を行った。
  • 舞の奉納の前には、必ず神社の清掃奉仕をさせるようにした。

経費

  • 巫女舞装束購入代4組分         340,000円
  • 浦安の舞・豊栄の舞CD代        10,000円
  • 茶菓子代                5,000円(毎年)

成果

例祭の参列は、これまで総代や地区の役員、お年寄りであったが、子供の行事があるということで、その親や子供が参列するようになった。また、地区の方も、神社の格を高める奉納行事ともとらへてくれている。これは氏神さまにとって、たいへんありがたいことだと思う。
このことは他の神社の氏子にも広く知れ渡り、隣の地区の総代・区長の申し出により、平成23年にはその地区の氏神でも、地区にゆかりのある女児2名を舞姫として舞の奉納を行った。
また、この町では、ほとんどの奉納行事や神賑わい行事が、氏子からの申し出によってなされてきたようで、今回のように神職の側から行事を提案したことは新鮮に映ったらしい。そのため、学校や保育園の授業、島外からの移住者(Iターン)、企業研修などの講師の依頼もくるようになった。これにより、教化活動の新しい場をつくることにもつながった。

問題点、反省点並びに改善案

  • 子供たちは学校や地区の行事、クラブ活動なのでとても忙しく、練習時間を確保するのが難しい。
  • 教員や他地区からの一事定住者の子供が多く、地元出身の子供が少ない。このことが、将来的に氏子の方々の協力を得ることに支障が出てくる恐れもある。
  • 男の子が奉仕できる行事は計画することができなかった。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

  • タイミングを逃さないやうに、常に教化活動の案を2~3つ頭に入れておくとよい。
  • 子供のお母さんを味方につけると話は大きく進む。
  • 実施した成果を、町の広報などに掲載してPRすると、奉仕した家庭の自信となる。
  • 装束の購入が地区の総会で議題に上がった際、10年先ぐらいまでの舞姫候補のリストを作成して披露し、協力をお願いした。議題に入る前には難色を示す声もあったが、そのリストの中には孫や親戚の子供も入っているので、決を採る時点では反対する方はいなかった。どのような事柄でも難色を示す人はいるので、その人の声が大きくならないように説く材料を作っておくとよい。

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