祭祀舞の指導研究と子供達への指導・奉納

青森県 八幡宮 平成21年~平成24年実施

令和2年03月11日

    (舞姫学習発表会)

実施状況の詳細

2年目より4名から6名に舞姫を増やし、豊栄舞を練習・奉納をした。3年目となると、本務社のみならず、兼務社への奉仕も依頼を受けるようになり、舞姫たちも意欲的に舞に励むことができた。また神社への奉納のみならず、「蟲送り」と呼ばれる地域の伝統行事への舞姫の参加や戦没者の慰霊神事での奉納、小学校の学習発表会での披露を始め、3年目には中学校の文化祭の発表や近隣市の神社(高山稲荷神社)での奉納などより多くの機会が与えられた。

経費

舞姫装束代 6名分 約40万円
DVDや休憩時の茶菓子・奉仕後の御菓子などの諸経費 約3万円
宮司の祭祀舞受講 参加費・交通費 3年間で2回 約22万円 
遠方への奉納の際の保護者への交通費 2万円
クリーニング代など 3万円
写真プリントアウト代 2万円

成果

舞姫による舞の奉納を通し、神社での神事をより特色のあるものにすることができた。また、舞姫たちの友人や保護者、親戚の方々が本務の祭典だけでなく兼務社にも集るようになり、本兼務共に多くの参拝者で賑わった。一方、「蟲送り」の運行時や小学校や中学校でも舞披露の場が与えられたことで、地元飯詰のみならずより多くの方の目に触れ、子供たちにも神社に興味を持つきっかけ作りができた。学校とも連携し、郷土芸能の一つとして親しまれつつあることは、神社としても大変大きな成果である。

問題点、反省点並びに改善案

現在、舞姫に関しては奉仕料を戴いておらず、地元に伝わる獅子舞の関係もあり、奉仕料を頂かないと舞姫のみが神事に呼ばれる可能性があると心配される。3年の間に舞姫も地域に浸透してきたので今後は、継続性や獅子舞と兼ね合いも考え、奉仕料についても要検討である。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

  • 毎年、舞姫になってくれた子供達にPCで作成した舞姫姿の写真入りの名刺を贈っていたが、これが子供達には新鮮らしく、学校の先生や親戚・友人にも配り、結果として神社のPRになっている。舞姫や稚児行列など、子供達に何かの役目を任せる時は、名刺による広報も一つの案と思う。

  

        (舞姫名刺)

  • 練習は、5月末から週一で2時間半ほど行ったが、1年目においても約1ヶ月で披露できる程度まで上達した。時間が多少長くなっても途中にお菓子休憩を入れることが、子供達が楽しみをもって練習に参加できるようである。
  • 文科省の指導方針もあり、学習発表会や文化祭での郷土芸能の発表は意外に受け入れられる場合もあるので交渉する価値があると考える。

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