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神社本庁

達志塾でお宮で遊ぼう

鹿児島県 稲荷神社 平成24年~平成27年実施

令和2年03月05日

実施状況の詳細

1年目の活動は、概ね順調に実施出来た。昨年は清里での研修が生かせると張り切っていたが途中で雨が降り出し、野外での活動が出来なかった。3年目こそと思っていたが、大雨洪水警報の発令がでて、実際に大雨が降り、学校がすべての活動の中止を決定した。夏休みに行事を振り替える余裕がなく、実施出来ず残念だった。清里で3度も学んだことは、子供たちとの活動に絶対活かせると思う。

経費

自然を使った遊びなので殆ど経費はかかっていない。今年は、材料を買おうとしたが、台風の進路や、大雨が長く続いていたので準備も出来なかった。

成果

  • 1年目の活動は、神社への関心を持って貰う活動になった。小学校低学年はお参りの作法など、地域のボランティアの方々にも理解して貰えた。鎮守の森を活かす活動は、子供たちに日本人が大切にしてきた「自然との共生」の思想を説くことが出来る。自然の中に命の尊さを見ることが出来る活動をした。
  • 湯田小学校との連携だけでなく、氏子意識の希薄化を食い止める活動になったと思う。

問題点

夏場は危険な蛇やスズメバチなどがおり、活動に細心の注意が求められる。事前に十分草払いなども実施したが、三年間実施した草払いは一人だったので、大変負担が掛かり、ボランティアの確保や協力者が必要。天候に左右される活動なので、悪天候の際の活動の準備も必要。

反省点並びに改善案

ボランティアが6名ほど毎年一緒に活動されるが、普段から連絡や打合せが出来ていなかった。今後は、ボランティアの方々に活動を支えて戴けると思うので、緊密な連携の構築をする。山梨県の清里での体験が、活動の充実に寄与してくれると思う。京都での活動のように、神社界が一体となった、鹿児島ならではの活動が出来れば良いと考えている。少しでも前進する活動を内外に広めていきたい。

同種の計画を持つ神社へのアドバイス

天候によって実施が困難になるのが、野外活動の定めである。従って必ず別のプログラムを準備する。さらに、予備日も決めなくてはならない。体験活動が子供たちの成長に大きく影響する。粘り強く活動していく為に、行政や学校との連携を深めると良いと思う。

この神社のその他の事業

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