神社本庁のご案内
神社本庁の設立
神社本庁は昭和21年2月3日、全国の神社の総意によって設立されました。これより先、昭和20年8月15日、我が国は連合軍のポツダム宣言を受諾して終戦を迎え、進駐してきた連合国軍総司令部は矢継早に日本改造に着手、その一貫として昭和20年12月15日に「神道指令」を発し、神社の国家からの分離を命じました。
そのため、当時民間の神社関係団体であった皇典講究所・大日本神祇会・神宮奉斎会の3団体が相寄り、新たに「神社本庁」を設けました。
昭和27年、サンフランシスコ講和条約発効の後は、「神道指令」によって不当に圧迫された神社信仰の回復に意を注いできました。
神社本庁
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-1-2
電話 03-3379-8011(代)
主な活動
神社本庁は、「敬神生活の綱領」の精神の下、 次のような活動を行っています。
敬神生活の綱領
神社神道には、他宗教のような戒律に当たるものはありませんが、
実践綱領としては、「敬神生活の綱領」があります。
神道は天地悠久の大道であって、崇高なる
精神を培ひ、太平を開くの基である。
神慮を畏み祖訓をつぎ、
いよいよ 道の精華を発揮し、
人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。
ここにこの綱領をかかげて向ふところを明らかにし、
実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。
一 神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一 世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと
一 大御心をいただきてむつび和らぎ、
国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること
- 神社神道の宣布
- 祭祀の執行
- 氏子崇敬者の教化育成
- 神宮の奉賛と神宮大麻の頒布
- 神職の養成
- 図書の発行頒布
- その他神社の興隆を図るために必要な活動