24 秋分の日

IMG_0032+「秋分の日」は国立天文台が毎年公表する「秋分日(しゅうぶんび)」によって決まり、「春分の日」同様、この日の前後三日間をあわせて「彼岸」といいます。秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、この頃から季節も秋へと移り変わってゆきます。

この日が国によって祝祭日と定められたのは、明治11年(1878)のことで、当時、祝祭日の名称は「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」とされていました。宮中ではこの日、歴代の天皇陛下と皇后陛下、その他の皇族の御霊(みたま)を祀る「秋季皇霊祭」と、神恩感謝の祭儀「神殿祭(しんでんさい)」が行われ、それは現在も脈々と受け継がれています。

全国の神社においても同日、秋季皇霊祭遙拝式(ようはいしき)が行われます。

この日は、昭和23年(1948)年に「秋分の日」という名称に変わりました。「国民の祝日に関する法律」には、「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」とあり、昔も今も一般的にお墓参りや御霊祭りなどが行われます。

今ここにある私たちの命も、父母、そのまた父母といった祖先からの命の繋がりの中にあるものです。祖先を偲びつつ、また毎日戴く自然の恩恵への感謝の気持ちを新たにしながら過ごしたい一日です。

平成28年9月21日

参考文献
『国史大辞典』吉川弘文館
『神道大辞典』臨川書店

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