03 お盆

一般に盆とは、盂蘭盆(うらぼん)の略語とされ、あの世で苦しんでいる死者を供養し救う仏教行事とされています。

しかし、祖先の霊を迎えてお祭することは、日本の古来からの習俗でした。古くは1年に2度行われていたとされますが、このうち初秋のみたま祭りが仏教の盂蘭盆と習合したものが盆であると考えられています。

関東地方では7月15日に行われることが多いですが、8月15日に行うところも多くみられます。
「おがら」と呼ばれる麻の茎や麦蕎、松の割り木などを焼いて、祖先の霊をお迎えしたり、灯篭を流してお見送りするなど地域によって様々な風習があります。
盆踊りも本来、祖先の霊を慰め送り出すもので、あの有名な阿波踊りは盆踊りの一つです。

日本にはたくさんの年中行事があり、その中で祖先の霊をおまつりするものも少なくありません。
「盆と正月が一緒にきたようだ」とは、うれしいことが重なったときなどに使う言葉ですが、祖先の霊をお迎えし交流できる日だからこそ、特別な日として大切にされてきたのです。

お盆

平成19年7月20日

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